聖域

このお話は「潔癖症の人は汚い世界で生きている」という文言を見かけて出来上がった話です。
初めはセティのお話でしたが、次第にセリスへ。
セリスもセティも、歪んだ人間だと思っております。

歪み、というのは主観的なものなので、
きっと聖戦世界では彼らは正常なのだろうとは思うのです。

光は自身を照らさない、とも。