ハーレクインについて書きますね。
みなさん読みますかハーレクイン。
なんかわたし読み始めるまでいかがわしい小説だとばかり思ってたんですがそんなこともなく、わりとファンタジーに楽しめるって気がついてから一時期愛読してたんです。
ファンタジーって「魔法と剣!」ではなくて、「自分の身には起こりえない!」です。念のため。
舞台は海外、大抵アメリカ、時々歴史物。シークも御曹司も王子も社長もわりと出て来る。
出会うと、恋に落ちて一回は結ばれ、その後紆余曲折あって愛を確認し合う。大抵そういうおきまりのパターンがある。
そこの中で、ベッドシーンが濃いめだったり、相手が冷血な男だったり、歴史物だったり、偽装結婚だったりって、わりと自分の好みに合わせてお話が選べる。
たのしいよ。
残念なのは、売り切りなので後からハマるとその作者とかシリーズとか系統で過去のお話を探るのが難しいこと。
ちなみにわたしは紙の本が好きなので電子書籍は知りません。今は過去の本も買えるのかしら。
さて。
昭和に出た本(念のためわたしよりも年上の本)で、カレン・ヴァン・デア・ゼーさんの書いた本があります。
タイトルは『愛さないで!』
ハーレクインにあるまじきタイトル。
コミカライズもされています、荻丸雅子さん。
これね、めちゃくちゃおすすめなんです……わりと何度読んでも主人公の心情が痛いし、お相手役のこの場が暖かくて、つらくて、染みる。わりと泣ける。
んですよ。
調べたら普通にKindleあった。